<赤ちゃんの卵巣嚢腫の経過>

長女を妊娠中、つまり、まだお腹の中にいる赤ちゃん(長女)に卵巣嚢腫があることが判りました。

あまり周りでは聞いたことがなかったので、とても不安でしたが、その時の経過の様子をご紹介します。

なかなかネットで調べても情報が少なかったので、同じ悩みを抱えた妊婦さんの参考になればと思います。

日にち

経      過
2005/7/14

妊娠8ヶ月の時に、赤ちゃんに3センチ程の卵巣嚢腫発見。

2005/8/2

セカンドオピニオン(聖マリアンナ医科大学病院へ)をうける。
超音波検査や尿検査などをして、結局、先生からのコメントは今、通っている病院の先生と同じ意見で、「今は何も対応が出来ないから、余計な心配はせず、経過を見るしかない」とのこと。

2005/8/11

妊娠9ヵ月。赤ちゃんの卵巣嚢腫発見から2週間後には卵巣嚢腫は4センチと大きくなり、その後、3センチ大に縮小。しかし、卵巣嚢腫の中に血液か何か液体らしきものが入っているのが確認される。

2005/9/16

赤ちゃんの卵巣嚢腫の大きさは3センチのまま変化はなく、そして出産。

2005/10/5

出産から3週間後、国立成育医療センターへ。大きさは3センチのまま。

2005/11/7

2センチへ縮小。

2005/12/5

更に縮小。

2006/2/27

更に縮小し、13mm x 5mmの大きさになり、もう腫れ自体はないようで、これは卵巣の標準的な大きさとのことで安心。

2006/9/25

嚢腫自体が確認できなくなっているとのことで、定期健診は一年ごとになる。

2007/11/7

ほとんど確認できず、ほぼ安心だけれど、念の為、また一年後に検診。

2008/11/10

ほとんど確認できず、ほぼ安心。2010年11月頃に念の為、検診予定。

私の場合は、幸いなことに、長女の卵巣嚢腫は成長と共に小さくなり、出産5ヶ月後には標準的な大きさになり、

その後も大きくなることはなかったので、今のところは安心してます。

担当の先生の話によると「赤ちゃんの卵巣嚢腫はさほど珍しくない。たいていの場合は自然と小さくなりなくなってしまう。」と

言ってましたが、病院の先生によって、それぞれ見解は分かれるようです。

 

今までブログを始めてから、赤ちゃんの卵巣嚢腫の件で、3人の方からコメントを頂きました。

同じく赤ちゃんに卵巣嚢腫や卵巣に腫れがあるとのことでした。

 

その中で京都在住のM.T.さんの情報も紹介させて頂きます。(M.T.さんご協力ありがとうございました。)

日にち

経      過
2008年9月中

妊娠8ヶ月の時に、赤ちゃんの定期検診のエコー診断で卵巣嚢種と思われる腫瘍が発見。卵巣嚢種の大きさは2.5センチ。

2008年9月末
大学病院で検査をしたところ、卵巣嚢種は良性とのこと。大きさは最初発見された時と変わらず2.5センチ。

先生曰く、「卵巣嚢種が小さくなっていく確立は、50%で、あとの50%は、手術により取る。」とのこと。 

もしこのまま、出産までに4センチを超える大きさになってきた場合、お腹に針を刺し、赤ちゃんの嚢種を小さくする方法があるとのこと。
2008年10月初
前回3センチだった嚢種が、1センチ小さくなって、2センチ弱になる。 
 
卵巣嚢種の良性と悪性については、先生曰く、「良性は嚢種が液状になって、悪性は肉の塊のような物」らしいです。だいたいはエコーでわかるみたいです。
でも何故嚢種が赤ちゃんにできるのかは、はっきりと原因が解らないみたいです。
2008年11月中

赤ちゃんの卵巣嚢腫の大きさはそのまま変化はなく、そして出産。

 
先生曰く、「昨年、卵巣嚢種の方は3件あった。」そうです。その方々は自然に嚢種が小さくなり消えたそうです。
2011年2月末

1年程病院へ検診へ通ったが、嚢種らしき物は自然となり、もう大丈夫とのことで、病院へ通わなくてもいい事になりました。

M.T.さんのお子さんの嚢腫もなくなったようで良かったです!

 

同じ悩みを抱えた妊婦さんの赤ちゃんも、卵巣嚢腫が自然と小さくなり消えてしまうことをお祈りしてます♪